朝日新聞6月6日 夕刊
昨日の夕方、知り合いの方から一通のメールが届きました。
「環境戦隊ステレンジャーが新聞に載ってます!」
朝日新聞の夕刊に、下條村でのローカルヒーロー大決戦!!の模様が掲載されていて、すぐさまコンビニを何軒かはしごしたのですが夕刊紙を見つけることは出来ませんでした。
が、ローカルヒーロー仲間からの情報でコチラに掲載されているとの事。リンクが切れてしまうのを恐れて、記者さんの記事をコピペさせて頂きます。

テレビの戦隊ヒーローものにヒントを得た「ご当地ヒーロー」が、地域の枠を超え、活動の場を広げている。不況や環境破壊に立ち向かい、勇気や愛を熱く説く雄姿に、大人も夢中だ。
長野県南部にある下條村を南北に貫く国道151号沿いに5月29日朝、赤、青、緑の3人が突如現れた。「地域戦隊カッセイカマン」の2人と宿敵「悪の組織フキョーダ」のボスだ。車を止め、窓を開けさせると、特産のそばまんじゅうを差し出して、「ごみゼロ運動にご協力お願いしま~す」。通勤を急ぐドライバーらは表情を緩めた。
カッセイカマンはフキョーダ一味とともに村の催しや県警の交通安全運動に駆けつけ、保育園のお祭りでショーを演じる。声がかかれば、県外でも原則無償で出演。03年に村職員や地元会社員らで結成し、出番は今や年間約50回に及ぶ。
下條村は「ローカルヒーローの聖地」と呼ばれる。村が音頭を取り、ご当地ヒーローが全国から集う催しを開いてきた。6回目の今春は11戦隊が出演。村の人口に匹敵する約4千人が見物に来た。
名古屋から駆けつけたオレパンダーは「心も不景気になる必要はない!」、東京の環境戦隊ステレンジャーは「間違っていることも正すことができる!」と叫んだ。伊藤喜平村長(74)は「こういう時代こそヒーローが必要。村も元気になる」と話す。
■大人も夢中
ヒーローたちを見つめるのは、子どもだけではない。
兵庫県伊丹市の会社員の男性(33)は3回目の参加だ。「ネットで知ったのがきっかけ。プロと違って身近に感じられるのがいい」。埼玉県の30代の会社員の女性は「イケメンを売りにした今の戦隊ものと違って、『勧善懲悪』のわかりやすさにはまった」という。

「全国のローカルヒーローを見守る母の会」と題するブログを持つこの女性は、首都圏から計17人で乗り込んだ。ツアーを企画したのは、「ローカルヒーロー格闘家・みずすましげんごろう」さんだ。
埼玉県在住で「30代で仮の姿が会社員」。4年前、映像コンテストで自らヒーローを演じ、楽しさに目覚めた。その後、会員制交流サイトで、ご当地ヒーローのコミュニティーを立ち上げた。
米国での心臓移植手術が必要という難病の男児を救いたいと、東京で1月、チャリティーイベントも催した。手術は5月上旬に無事成功。「ハートも伴わなければ真のヒーローではない。みんなが幸せになれるイベントを今後も続けたい」
■夢は全国区
知る人ぞ知る存在から全国区に脱皮する兆しも見える。
番組制作会社SION(東京)は昨年12月、DVD「ローカルヒーロー大百科」を売り出した。3月には、各地のテーマソングをダウンロードできる着うたサイトも開設。DVDのシリーズ化も検討中だ。「ヒーローだから弱音を吐けない。その哀愁が共感を得るのでは」と担当者。
06年2月に出版された「ローカルヒーロー大図鑑」は、約1万冊が売れ、在庫もほぼなくなったという。
この大図鑑によると、第1号は、84年の「爆煙仮面カゴシマン」。00年前後から一気に増え、その数は200を超えるらしい。出版元の水曜社(東京)は「転勤や家族の反対で活動を休止せざるを得ない戦隊も多い」とみる。
今秋発行予定の第2弾では、「やり過ぎない」「ファンの中から後継者を育成する」など、息長く続けるための注意点も解説する予定だ。(長谷川美怜)
長谷川さん、素敵な記事をありがとうございました。
「環境戦隊ステレンジャーが新聞に載ってます!」
朝日新聞の夕刊に、下條村でのローカルヒーロー大決戦!!の模様が掲載されていて、すぐさまコンビニを何軒かはしごしたのですが夕刊紙を見つけることは出来ませんでした。
が、ローカルヒーロー仲間からの情報でコチラに掲載されているとの事。リンクが切れてしまうのを恐れて、記者さんの記事をコピペさせて頂きます。

テレビの戦隊ヒーローものにヒントを得た「ご当地ヒーロー」が、地域の枠を超え、活動の場を広げている。不況や環境破壊に立ち向かい、勇気や愛を熱く説く雄姿に、大人も夢中だ。
長野県南部にある下條村を南北に貫く国道151号沿いに5月29日朝、赤、青、緑の3人が突如現れた。「地域戦隊カッセイカマン」の2人と宿敵「悪の組織フキョーダ」のボスだ。車を止め、窓を開けさせると、特産のそばまんじゅうを差し出して、「ごみゼロ運動にご協力お願いしま~す」。通勤を急ぐドライバーらは表情を緩めた。
カッセイカマンはフキョーダ一味とともに村の催しや県警の交通安全運動に駆けつけ、保育園のお祭りでショーを演じる。声がかかれば、県外でも原則無償で出演。03年に村職員や地元会社員らで結成し、出番は今や年間約50回に及ぶ。
下條村は「ローカルヒーローの聖地」と呼ばれる。村が音頭を取り、ご当地ヒーローが全国から集う催しを開いてきた。6回目の今春は11戦隊が出演。村の人口に匹敵する約4千人が見物に来た。
名古屋から駆けつけたオレパンダーは「心も不景気になる必要はない!」、東京の環境戦隊ステレンジャーは「間違っていることも正すことができる!」と叫んだ。伊藤喜平村長(74)は「こういう時代こそヒーローが必要。村も元気になる」と話す。
■大人も夢中
ヒーローたちを見つめるのは、子どもだけではない。
兵庫県伊丹市の会社員の男性(33)は3回目の参加だ。「ネットで知ったのがきっかけ。プロと違って身近に感じられるのがいい」。埼玉県の30代の会社員の女性は「イケメンを売りにした今の戦隊ものと違って、『勧善懲悪』のわかりやすさにはまった」という。

「全国のローカルヒーローを見守る母の会」と題するブログを持つこの女性は、首都圏から計17人で乗り込んだ。ツアーを企画したのは、「ローカルヒーロー格闘家・みずすましげんごろう」さんだ。
埼玉県在住で「30代で仮の姿が会社員」。4年前、映像コンテストで自らヒーローを演じ、楽しさに目覚めた。その後、会員制交流サイトで、ご当地ヒーローのコミュニティーを立ち上げた。
米国での心臓移植手術が必要という難病の男児を救いたいと、東京で1月、チャリティーイベントも催した。手術は5月上旬に無事成功。「ハートも伴わなければ真のヒーローではない。みんなが幸せになれるイベントを今後も続けたい」
■夢は全国区
知る人ぞ知る存在から全国区に脱皮する兆しも見える。
番組制作会社SION(東京)は昨年12月、DVD「ローカルヒーロー大百科」を売り出した。3月には、各地のテーマソングをダウンロードできる着うたサイトも開設。DVDのシリーズ化も検討中だ。「ヒーローだから弱音を吐けない。その哀愁が共感を得るのでは」と担当者。
06年2月に出版された「ローカルヒーロー大図鑑」は、約1万冊が売れ、在庫もほぼなくなったという。
この大図鑑によると、第1号は、84年の「爆煙仮面カゴシマン」。00年前後から一気に増え、その数は200を超えるらしい。出版元の水曜社(東京)は「転勤や家族の反対で活動を休止せざるを得ない戦隊も多い」とみる。
今秋発行予定の第2弾では、「やり過ぎない」「ファンの中から後継者を育成する」など、息長く続けるための注意点も解説する予定だ。(長谷川美怜)
長谷川さん、素敵な記事をありがとうございました。
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